ある年のクリスマス

勤労感謝の日という祝日が日本にはある。

どういう経緯でこの祝日ができたのかは分からないが

言葉通り受け取るのであれば

普段 勤労している全ての人々に感謝をこの日だけは改めてしようではないか

日本国が一丸となり

全ての労働者に向け感謝をすべく祝日。

つまりお休みの日にしようではないかというふうにとれる。

 

なぜかこの日も当たり前に仕事がある。

もちろん休みの企業さんもいっぱいあると思うが

この祝日に働いている労働者も日本には大勢いると思う。

 

何だろうか、多分僕も祝日名がこの名前じゃなければなんとも思わないのだが

いかんせん『勤労感謝の日

この虚しさはどこからくるの?

 

このように日本にはなぜか

その日に限り居づらくなるような日が当たり前に毎年やってくる。

 

例えば バレンタインデー

どう考えてもこれは国家規模でのワイへの嫌がらせとしか思えない。

せめて祝日あつかいにして、この日こそ学校を休みにしろと言いたい。

 

極めつけが「クリスマスイブ」だ

普段、イエス様を信仰していないであろう多数のジャポンの国民もこの日は

もろびとこぞりて聖クリスマスをお祝いする。

 

あれはワイが大学生の時のクリスマス

大阪で一人暮らしをしており、既に大学は冬季休みに入り

実家の母から「いつ(実家に)帰ってくるの?」との連絡も

不思議とクリスマスにはわんちゃん恋人ができるのではないかという

謎の自信からクリスマス以降に帰ると返事

だが当然、そんなミラクルもなく

しかもなぜかその年 いつめん達も皆 彼氏彼女がみんないて

本当に一人のクリスマスがあった。

 

今日はクリスマスだ。きっと梅田もイルミネーションやら何やらで街は華やかに違いない

普段なら、一人でも余裕でショッピングや映画などぶらっと遊びに行ってるが

この日だけはカップルに溢れかえった梅田に行く気にはなれなかった

仕方ないので近所のイオンに食料品の買い出しへと原チャリで走る。

そのまま家に帰るのもあれなので昼間の2時だったけど

全く人のいない市役所横の公園でぼーっと過ごしてた

 

やっぱり実家に帰っとけばよかったかな

でもあの時、ケンタッキーのカーネルさんの人形が

「諦めたらそこで試合終了だよ」と

カーネルバスケットを持ちながら僕に言ってきたような気がしたんだ

 

風の冷たい12月の公園。ブランコに一人ぽつんと乗りながら

近くのハローワークに群がる人を遠目に

どう見ても休職中の若者にしか見えない。

 

やっぱ、帰ろっとさっさとご飯食べて寝れば明日はクリスマスが終わってる

 

あわてんぼうのワイはクリスマス前にこんなブログ書いてみたよ

 

ばいころまる〜!